つぶ流食餌法

カゴの奥に水飲み場があり、左手前にエサがあります。
エサは飛び梅という、粉末を成形して乾燥した粒状のものです。
この乾いた小さなエサを上手に食べるのがなかなか難しいのです。
そこで、賢いつぶはあるスゴイ技を考え出しました。

カゴの右下にはビーズのおもちゃなどの入った白い箱があります。
この箱でなら、ピンポイントでエサをねらって食べられる。
では、ある程度まとめてエサを箱まで持って行くには、どうすればいいか?

そこで考えたのが・・・・
まず、クチバシを水に濡らす。
濡れたクチバシをエサ箱につっこみ、クチバシにいくつかエサをくっつける。
そのまま下の箱に行って、くっついたエサをばらまいてから、一つずつ食べる。
そしてまた、クチバシを水に濡らして、エサ箱へ。
この三つの行程を繰り返す。

クチバシを、エサを直接食べる道具としてでなく、エサを運ぶ道具にする。
それも、くわえないで。
かなり高度な技じゃないですか?